2011年1月10日月曜日

中国次世代戦闘機J-20テストの際に使われていたエンジン

上方は今回のテストのもの。下方はJ-11に搭載された両エンジンで左はWS-10A右はAL-31F

 海外の掲示板で中国の次世代戦闘機J-20のテストの際、二種類の異なったエンジンが使われていたのではないかという意見が上がっている。

 上方右手の写真はエンジンの排気口の形を見てみるとロシア製のAL-31F、もしかするとそのアップグレード型である117Sかもしれない。
 AL-31FはJ-10やJ-11などの中国の戦闘機に採用されていて、そのアップグレード型である117SはロシアのSu-35などに採用されている。

 もう一方の上方左手の写真はエンジンの排気口の形からして中国製のジェットエンジンWS-10Aかもしれない。 WS-10Aは最近、瀋陽市で製造されたJ-11B戦闘機などに搭載されている。

 
上方:WS-15エンジン 下方:WS-13エンジン


 中国は自国の次世代戦闘機のためにWS-15エンジンを開発していると2009年に発表したが、まだそのエンジンが完成したというニュースはなく、もし完成していたとしてもJ-20の初期テストではすでに信頼性が実証された他のエンジンを使用するものと考えられる。

 
 最後に、インターネット上で出回っているJ-20の写真をいくつか選んでみた。

 
 
ソース:http://china-defense.blogspot.com/2011/01/switcharoo-multiple-engine-types-for.html

1 件のコメント:

  1. 今日の時事通信のニュースに、J-10が昨年4月にエンジントラブルで墜落事故を起こしたとの報道が有りますね。また国産エンジンに不安との報道ですが、J-10のエンジンには、ロシア製のAL-31Fの他に、国産エンジンを搭載した機種もあるのでしょうか。

    それにしても、J-20。見れば見るほど、何か安っぽいですね。ラプターのコピーの様でありながら、肝心な部分がコピーし切れてないような・・・。

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