2011年2月14日月曜日

オーストラリア版CIAによる日本の諜報機関についての評価

原文翻訳
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 オーストラリア国務省諜報研究部門(INR)代表団による最近の東京での交流や、オーストラリア防衛諜報機関(DIO)の高官やアナリスト達による類似の交流の情報を元として、日本の諜報機関からの対談者達の能力について意見交換がされた。


 マクナーン氏によると、アメリカ・オーストラリア・日本相互協力における北朝鮮の大量破壊兵器や中国の海軍力などの防衛諜報にて重要な議題についての日本諜報機関の高官レベルでの進展のサインが確認されるが、セキュリティ基準の違いから生じる重大な問題はさらなる堅固な協力を妨げる原因となっているという。
 

 Varghese氏も日本の諜報機関の強み、弱点、個性などについてDIOと同じようなコメントをした。
 また、Varghese氏によるとオーストラリア国家アセスメント・オフィス(ONA)は米日中3国関係こそが中国の急発展や北朝鮮による脅威などを含めた北東アジアの安全保障においての最重要であると考えているとのこと。
 
 ONAによる評価では、中国は地域での卓越した国家としての力を表し始めていて、そして「脅威の中国」といったイメージが広がるのを防ぐことに集中して活動しているとし、

 それに対して日本は、国連安保理参加のために働きかけているにも関わらず、世界やアジアでの自国の位置づけなどの基本的問題を定義するにも内部対立を抱えているとした。
 
 
08CANBERRA1157
原文:http://images.theage.com.au/file/2010/12/15/2096934/Cables.htm
 

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